当院で行える検査
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当院で行える検査
歯科治療で必要な方あるいは金属アレルギーが疑われる方のために金属アレルギーのパッチテスト検査を行います。血液検査ではなく、背中に金属を貼ってアレルギーがあるがどうかを確認します。週3回通院してもらうようになります。金曜日以外の日に受診してください。
アトピー性皮膚炎やじんましんなどアレルギー疾患の患者様で、アレルギーが関係あるかどうか血液検査で調べることができます。ダニ、ハウスダストなど家の塵系、スギやヒノキなど花粉系、食物アレルギーの食物系を調べることができます。
ただし、これらのアレルギー検査の結果が必ずしも臨床症状に直結しないことを多く経験します。あくまでもこれらのアレルギー血液検査の結果は参考所見とお考えください。特に注意してほしいのは幼稚園や保育園への入園時や小学校への入学時に、食べ物アレルギーの書類を提出する必要があるため血液検査を希望されることがあります。しかし血液検査では正確な情報が得られず混乱をきたします。このような事情から学校書類のための食物アレルギー血液検査はお引き受けできません。同様な理由のため離乳食のための食物アレルギー血液検査もお引き受けできません。
日光過敏が疑われる患者様には光線アレルギーの検査もできます。当院ではUVAとUVBの照射機があるのでUVAに対する過敏反応とUVBに対する過敏反応を調べることができます。この検査は時間がかかるので、診察時検査の説明を行い、後日検査を施行するようになります。
足白癬、爪白癬、体部白癬など白癬菌が関連する疾患病変に白癬菌がいるか顕微鏡を使った検査を行います。診察時に数分で結果が出ます。特に爪白癬の検査にはコツがいります。爪白癬の診断に顕微鏡検査をしない医院もありますが当院では正確に行います。
当院独自の検査です。白癬菌を培養して同定することができます。ただし日数が1ヶ月近くかかることがあります。
以前は悪性黒色腫など皮膚悪性腫瘍の診断・鑑別には、手術検査が必要でしたが最近は多くの症例の場合ダーモスコピーで簡単に鑑別することができるようになりました。当院でもダーモスコピー検査は簡単にわずかな時間で施行できます。
皮膚悪性腫瘍が疑われたケースでダーモスコピーでは判断できない場合、皮膚生検検査という簡易小手術で検査することができます。小さいとはいえ手術ですので糸で縫合しますし、抜糸するまでに、また病理検査結果が出るまでに1週間かかります。
マダニ症の場合、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)という命にかかわる病気になる可能性があります。当院ではマダニの種類を同定し、SFTSになる可能性をお知らせする検査を行っています。